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ブラックダリア事件

<概要>
1947年1月15日にアメリカ・ロサンゼルスで発生した殺人事件。
被害者はエリザベス・ショートという女優志望の若い女性。
遺体は胴体で二つに切断され、口は耳元まで切り裂かれていた。
遺体発見時に撮影された写真は非常に有名(ググればすぐ見られる)。
あまりに異様な遺体の状況とハリウッドを目指す美人が被害者ということで、当然のごとく報道は過熱。
しかし、結局犯人は逮捕されず、未解決のまま現在に至る。

<リンク>
ブラック・ダリア事件(Wikipedia)

<ノンフィクション>

ブラック・ダリアの真実 スティーブ・ホデル ハヤカワ文庫
LA市警の元刑事である著者が、本事件の真犯人を負うルポ、ドキュメンタリー。
被疑者はなんと著者自身の父。
本書に示された『真相』が真実なのかは分からない。
ただ、ここで描かれた犯人像、事件の背景はとてもリアル。

<小説>

ブラック・ダリア ジェームス・エルロイ 文春文庫

LA4部作の第一作。
著者自身も母を殺害されており、そのためかこの事件には大変思い入れがあるようだ(上の本にも前書きを書いている)。
ちなみに映画化もされたが、そっちはあまり面白くなかった。

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