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おすすめの本

ブログ主のおすすめノンフィクション


黒い看護婦―福岡四人組保険金連続殺人 森功 新潮文庫

2002年に発覚した福岡久留米看護師連続保険金殺人のルポ。犯人の吉田純子・堤美由紀・石井ヒト美・池上和子ら4人は看護師で、医学知識を悪用して保険金殺人を企てた。
最近ドラマにもなった。


戦前の少年犯罪 管賀江留郎 築地書館

現代の少年犯罪は凶悪化している、という妄言を大量のデータを元に論破している本。
文章にいささか毒を含みすぎている気はするが、価値ある一冊。


殺人犯はそこにいる: 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件 清水潔 新潮社

いわゆる北関東連続幼女殺人事件に関するルポ。
筆者はデータ分析から一連の事件が同一人物の犯行であるという可能性を指摘し、今も真犯人を追っている。


凶悪―ある死刑囚の告発 「新潮45」編集部 新潮文庫

2005年に発覚した上申書殺人事件のルポ。元ヤクザで別件により逮捕され死刑判決を受けていた後藤良次は、新潮45の記者に手紙を送り、自らの関わった三件の殺人事件を告白、主犯として三上静男を告発した(ブログ記事:後藤良次・三上静男)。
手紙を受け取った記者が書いたものだけあって非常にリアルで面白い。

「新潮45」編集部によるノンフィクション短編集シリーズ

殺人者はそこにいる―逃げ切れない狂気、非情の13事件


殺ったのはおまえだ―修羅となりし者たち、宿命の9事件


その時、殺しの手が動く―引き寄せた災、必然の9事件


殺戮者は二度わらう―放たれし業、跳梁跋扈の9事件


悪魔が殺せとささやいた―渦巻く憎悪、非業の14事件

もともとは新潮45誌上に掲載された記事をまとめたものなので、いささか扇情的ではあるが、読み応えのあるシリーズ。
シリーズ続刊を密かに待っている。

以下、今後も更新予定。

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