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狭山事件

1963年5月1日に埼玉県狭山市で発生した強姦殺人事件。
被害者は当時16歳の少女。
犯人として石川一雄が逮捕され、無期懲役の判決が下っているが、1994年に保釈されている。
逮捕当時から冤罪の可能性が指摘されており、現在でも再審請求が続けられている。

<概要>
1963年5月1日、被害者は下校途中に行方不明となる。その後、被害者宅に脅迫状が届く。
家族は警察に届けるが、翌日の身代金受け渡し時、警察は犯人を取り逃がすという大失態を犯す。
5月4日、被害者の遺体が発見される。
5月23日、石川が別件にて逮捕される。その後、厳しい取り調べにより石川は犯行を自供する。
しかし、自白以外の物証に乏しい上、石川は裁判で自白は強要によるものとして無罪を主張。
逮捕されたのは石川の出自(被差別部落出身だった)による差別であるとの見方も重なり、狭山事件は社会問題へと変化していった。

多くの作家やジャーナリストが本事件を追っているが、真犯人が誰かは諸説あるも不明。
事件後、被害者の兄や姉、目撃者などが数人自殺・不審死しているなど、謎の多い事件でもある。

<リンク>
狭山事件(無限回廊)
事件の大まかな流れをつかむならここ。
狭山事件を検証する
実際に現地調査に赴き、膨大な証言や証拠について詳細に検証しているサイト。
もちろん真犯人についても様々な考察を行っており、非常に読み応えがある。
著者は個人的興味からこの事件を検証し始めたということだが、現在は再審請求活動にも携わっている模様。

<おまけ>
最近ではこの事件が『となりのトトロ』の元ネタといわれているらしい。
トトロは死神、さつきとメイは既に死んでいて、作中に登場するのは幽霊。映画の物語は娘達を亡くした父親の妄想……という救いはないんですかー!という内容。
この都市伝説について書いてあるサイトは結構あって、その中には読んで信じてしまう子もいるだろうなという迫力のあるサイトもある。
でも、そういうサイトの当事件に対する記述は結構いい加減。
例えば遺体はバラバラにされて遺棄されたとあるが、そのような事実はない。
(他にもあるが、ググればこの事件に詳しい人達の反論が色々出てくるので、詳しくはそちらをどうぞ。)
被害者の姉は身代金の受け渡しにも関わっており、後に理由のよく分からない自殺(真犯人を知ってしまったからだという説もある)で亡くなられているのは事実だ。
でも、この被害者姉妹の関係をさつきとメイに当てはめるのはかなり無理があると思う。

トトロ=ツァトゥグァ説の方がよほど信憑性がある。ポニョがアレだったし。

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