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エリオット・ロジャー

Elliot Oliver Robertson Rodger

2014年5月23日、米国カリフォルニア州アイラビスタで起きた銃乱射事件の犯人。
6人を殺害、13人を傷害した後、自殺した。
享年22歳。

<概要>
エリオット・ロジャーは英国ロンドンで映画制作に関わる父親(映画『ハンガーゲーム』の助監督を務めたこともある)とマレーシア人の母親の間に生まれた。
5歳の時に米国ロサンゼルスに移住する。
その後両親は離婚、妹と共に母方に引き取られたが、金銭的には恵まれていた。

ロジャーは幼少期から内向的で対人関係に問題があり、カウンセリングに通っていた。
事件を起こす前には統合失調症の薬を服用するように勧められていたが、彼は拒否したという。
一方、彼はいじめられたり女性と上手くいかなかったりしたことで鬱屈を募らせていた。
カップルや気にくわない女性グループに対して暴力沙汰を起こすこともしばしばだった。

2012年頃には犯行の準備を始め、計画文書を書いたり銃器類を購入したりしていた。
またYouTubeに犯行を予告するような動画を投稿し、自宅まで保安官が尋ねたこともあったという。

2014年5月23日、ロジャーは犯行予告動画をアップし、犯行声明ともいえる長い文書を両親やソーシャルワーカーなどに送信した後、行動を起こした。
彼はまず同じアパートの男性3人を刺殺し、その後、BMWで別の女子寮前まで移動して銃を乱射。
撃たれた女子大学生2人と男子大学生1人は死亡した。
彼はその後も市内の道路を走りながら銃撃や衝突を繰り返し、13人を負傷させた。
最終的に、彼の乗った車は停車中の車にぶつかり停止した。
ロジャーは自らの頭を撃って自殺した。

<リンク>
YouTubeのチャンネル
ロジャーが投稿した動画はここで見られる。
"My Twisted World" manifesto(英語)
犯行声明。生まれてから犯行に至るまでの経緯が事細かく書かれている。これがまた恐ろしく長文。
曰く、自分は白人のブロンド美女と交際したいのに、相手にもされない。なのに、自分より劣っているはずのヒスパニックや黒人相手に股を開いている。許せない。
要するに、童貞をこじらせた非リア充の逆恨みである。
2chのスレに一部だが翻訳あり。
これを見るだけでも人物像と犯行動機は大体分かると思う。

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