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服部純也

2002年1月22日に静岡県三島市で発生したいわゆる三島女子短大生焼殺事件の犯人。
バイト帰りの女性を車に押し込み強姦した後、連れ回した挙げ句に灯油をかけて焼き殺した。
同年7月23日に逮捕され、2004年1月に一審無期懲役判決。2005年3月に二審死刑判決。2008年2月29日に上告棄却がされ、死刑確定。
2012年8月3日に死刑執行。享年40。

<概要>
服部純也は劣悪な家庭環境で育ち、少年時代には二度の少年院送致を受けている。
また、1992年には覚せい剤取締法違反等により懲役1年6ヶ月、執行猶予4年の有罪判決を受けているが、その猶予中に強盗傷害事件を起こし、1995年に懲役4年6ヶ月の実刑判決を受けている。
2001年に仮出獄したおよそ9ヶ月後、服部は事件を起こした。

2002年1月22日午後11時頃、服部は静岡県三島市の国道上を自動車で走行中、アルバイト先から自転車で帰宅中の被害者女性(当時19歳)を見つけ、声を掛けた。
逃げようとする被害者を車内に無理やり押し込んで監禁した後、彼女を強姦した。
犯行の発覚と覚醒剤を使用したいという思いから、服部は被害者の殺害を決意、三島市川原ケ谷の人気のない市道にガムテープで手足を拘束した被害者を連れ出した。
そして、路上に座らせた被害者に実家から灯油を頭から浴びせかけ、ライターで着火した。
女性は全身性の火傷で焼死、服部は逃亡した。

事件の二日後、服部は無免許運転で自動車事故を起こして逃亡、2月28日に逮捕された。
この事故で、服部は業務上過失傷害などで懲役1年6ヶ月の実刑判決を受け、収監された。
同年7月23日、現場の遺留品のDNA鑑定が決め手となり、服部は三島市での事件でも逮捕された。
彼の供述により、被害者の自転車が発見された。

2004年1月15日、一審で無期懲役の判決。
2005年3月29日、控訴審で一審の無期懲役判決を破棄、死刑判決。服部は最高裁へ上告する。
2008年2月29日、上告棄却の判決により死刑が確定。
被害者が一人でありながら死刑判決が確定した珍しい事件であった。
2012年8月3日、服部の死刑が執行された。享年40。

<リンク>
最高裁判決文(pdf)裁判所Webサイト

<ノンフィクション>

その時、殺しの手が動く―引き寄せた災、必然の9事件 「新潮45」編集部 新潮文庫



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