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ドクター・キリコ事件

1998年に起きた青酸カリによる自殺幇助事件。
ドクター・キリコを名乗る人物が、インターネット上の掲示板を介して青酸カリを譲り渡した。
結果、女性一人が服毒自殺し、これを知ったドクター・キリコ自身も自殺した。
1999年2月、自殺幇助の疑いで被疑者死亡のまま書類送検。

<概要>
1998年、東京都練馬区に住む主婦がインターネット上に自殺系の掲示板を設けた。
タイトルは「ドクター・キリコの診察室」。自殺志願者が『ドクター・キリコ』に服毒自殺について尋ねる、という内容だった。
ドクター・キリコを名乗っていたのは主婦の知り合いである札幌市の男性(当時27歳)だった。
事件当時、彼は塾講師だったが、過去には医薬品開発研究会社や薬局に勤務していた。
1997〜8年頃、彼は仕事のツテで500g以上の青酸カリを手に入れていた。

ドクター・キリコは掲示板を通じ、「草壁竜次」名義で8人に青酸カリを送った。
青酸カリの譲渡の際、ドクター・キリコは数万円の「保管の委託料」を受け取っていた。
曰く、青酸カリは「お守り」であり、持っていることが安心感を生むという意図を持って送ったのだという。

1998年12月12日、東京都杉並区の女性(当時24歳)がドクター・キリコから入手した青酸カリで服毒自殺をした。
薬の入手ルートを追っていた警察との電話で、ドクター・キリコは自分が青酸カリを送ったことを認めた。
その直後の15日、ドクター・キリコ自身も自宅で服毒自殺した。遺書はなかったという。

1999年2月12日、ドクター・キリコを名乗っていた男は、自殺幇助容疑で被疑者死亡のまま書類送検された。

<リンク>
ドクター・キリコ事件(無限回廊)

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