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エリオット・ネス

エリオット・ネス(1903年4月19日 - 1957年5月16日)
アル・カポネ摘発で有名なアメリカ合衆国財務省の酒類取締局の捜査官。
一連の捜査で一気に名を上げたものの、キングズベリー・ランの屠殺者事件(後述)で犯人を挙げられなかったことや、私生活での不運等が重なり、捜査官を辞任。
その後はクリーブランド市長に立候補するなどしたが、結局落選。
アル・カポネ事件について書いた『アンタッチャブル』を執筆するが、出版直前に死去した。

・キングズベリー・ランの屠殺者 the Mad Butcher of Kingsbury Run
1935〜1938年にアメリカのクリーブランドで起きた連続殺人事件。
クリーブランド胴体殺人者(the Cleveland Torso Murderer)とも(英語版wikipediaのはこっちの呼び名を使っている)。
被害者は少なくとも12人。身元が分かっているのはうち三人だけで、残りはJohn Doe I、John Doe IIのように記されている。
全員斬首されて殺害されており、四肢や胴体、性器なども切断されていた。
被害者の性別や年齢はまちまちだったが、全員スラム街の住人だった。
捜査は難航し、かなり強引な捜査も行われたようで、容疑者が自殺する一件もあった。
最終的にネスはスラム街の住人を収容した上で、町を焼き払うという強硬手段に出る。
結果として犯行は止んだが、事件は未解決のまま終わった。
なお、犯人についてはブラックダリア事件との関連を指摘する人もいる。

<リンク>
エリオット・ネス(Wikipedia)
キングズベリー・ランの屠殺者(Wikipedia)

<映画>

アンタッチャブル

ネスとアル・カポネとの対決を描いた映画。
結構古い映画だが、今見ても面白い。

キングズベリー・ラン事件をデヴィット・フィンチャーが映画化(タイトルは『トルソー』だそうな)という情報があったけど(2008年頃)、その後の話を聞かない。
ちょっと調べてみたけど分からなかった。結局どうなったんだろう。