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アンドレイ・チカチーロ

アンドレイ・ロマノヴィチ・チカチーロ
別名:ロストフの殺し屋など
<概要>
1978〜1990年の間にソビエト連邦内で52人の子供・女性を殺害した。
ソビエト連邦においては『連続殺人は資本主義の弊害』。
チカチーロは仕事柄国中に出張し、その先々で事件を起こしていたために、民警が一連の事件を連続殺人と気付くのには長い時間がかかった。
そのため捜査は難航。
冤罪で一人が死刑に処され、尋問中に別の容疑者が自殺している。
1990年に逮捕、1992年に処刑。
ソ連は崩壊し、ロシア連邦に変わっていた。

<リンク>
Wikipedia: アンドレイ・チカチーロ
事件についてかなり詳細な記述あり。
日本語版には載っていないが、ロシア語版などに載っている公判中の凶悪な顔写真は一度見ると忘れられないインパクト。

<ノンフィクション>

子供達は森に消えた ロバート・カレン ハヤカワ文庫

捜査側の視点から描いたもの。
チカチーロの人物像ももちろんだが、当時の警察やらKGBやらの状況、崩壊へと向かう国の様子など、読み応えあり。

<小説>

チャイルド44 トム・ロブ・スミス 新潮文庫
主人公はチカチーロを元ネタとした事件を追うKGBの捜査官。
ソ連時代を舞台としたミステリは珍しく、アクションありスリルありでとても面白かった。
冤罪事件やチカチーロの子供時代の逸話(戦時中の食糧不足の折、妹が目の前で殺害され食われたという話。事実かどうかは不明だが……)も盛り込んでいる。
事件概要を把握した上で読むとなお一層面白い。

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