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デイビット・パーカー・レイ

David Parker Ray-Zakre
米国アリゾナ州やニューメキシコ州で60人もの女性を拷問し、殺したと考えられている連続殺人犯。
10万ドルをかけた手製の拷問室で犯行を行っていたことから、Toyーbox killerとも呼ばれる。
1999年に逮捕され、懲役224年の刑に処された。
2002年5月28日に獄死。享年62歳。

<概要>
レイは1939年11月6日に生まれた。
彼は祖父に育てられたが、貧しさやシャイな性格からいじめられ、10代の頃にはアルコールや違法な薬物に手を出していた。

高校卒業後は技師として働いていたレイは、10万ドルかけて古いトレイラーハウスを改造し、後に数多くの女性を拷問・殺害する「Toy-box」を作った。
この中には鞭や鎖、滑車や医療用の刃物など、様々なグッズが集められていたという。
彼はニューメキシコ州トゥルース・オア・コンシクエンシーズに在住していた間、多数の女性達を誘拐し、殺害していた。

事件発覚は1999年3月22日のことだった。
Toy-boxに監禁されていた女性が逃げ出し、警察に保護された。
誘拐されて3日間、手酷い拷問を受け続けていたという。
彼女はレイが外出中に逃げ出したが、見張り役の共犯者シンディ・ヘンディに見つかってしまった。
彼女は殴られるなどの暴行を受けたが、裸のまま逃げ出した。
警察はレイとヘンディを逮捕した。

この逮捕が報じられると、以前被害を受けたという女性が一人名乗り出た。
また、捜査によってまた別の被害者が映ったビデオが見つかった。
そのビデオは1993年のもので、被害者は解放され、最終的にコロラドで発見された。
しかし、被害者の女性達は記憶を断片的にしか思い出せなかった。
レイは記憶障害を引き起こす麻酔薬を彼女らに投与していたのだ。

FBIの大々的な捜査にも関わらず、被害者らの遺体も有力な証拠も見つからなかった。
しかし、ヘンディや新たに協力者として逮捕されたデニス・ヤンシーとグレンダ・ジーン・レイ(レイの実娘)は、レイの犯罪を証言した。

裁判は保護された女性の事件、名乗り出た女性の事件、ビデオに映っていた女性の事件の三件について行われた。
しかし、二つ目の事件の被害女性は裁判直前に病死してしまった。
レイは当初無罪を主張していたが、突如証言を翻し、罪を認めた。
結果、彼は224年の懲役となったが、娘は懲役9年の刑となった。
なお、捜査に協力的だったヘンディは懲役36年を科された。

レイは2002年5月28日、刑務所内で死亡した。心臓麻痺だったという。

<リンク>
Wikipedia en
David Parker Ray: The Toy Box Killer (crime library) ※英語

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