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アハマド・スラジ

Ahmad Suradji

インドネシアで1997年に発覚した連続殺人事件の犯人。
1986〜97年の間に少なくとも42人の女性を殺害した。
動機は彼女らの死に際の唾液を飲むためで、そうすれば力のある呪術師になれると信じていた。
1998年4月、アハマドは死刑判決を受け、2008年7月に銃殺された。

<概要>
アハマド・スラジは1949年(1952年?)にインドネシアのメダン郊外で牧畜を営む両親の元に生まれた。
父親は呪術師でもあり、アハマドも父親から呪術を学んだ。
アハマドはイスラム教徒であり、三姉妹を妻として農業を営むかたわら、呪術師として近隣住民の相談に乗っていた。

1986年頃、アハマドの夢枕に亡き父が現れたという。
父親は息子に「死ぬ寸前の若い女性の唾を70人分飲めば優れた呪術医になれる」と告げた。
以降、アハマドは若い女性を殺すようになった。

アハマドは力のある呪術師として知られており、多くの女性が相談に訪れていた。
その多くは夫の浮気を防止したい若妻や客を呼び込みたい娼婦で、魔術を頼ることを周囲には内緒にしていた。
彼は狙いを定めた女性客の相談に乗り報酬を受け取った後、魔術を行うとしてサトウキビ畑に連れ出した。
そして彼女らを拘束して胸まで土に埋めて身動きを封じて絞殺し、その唾液をすすった。
殺害後、共犯の妻らとともに被害者の衣服を脱がし、遺体は埋めた。

事件が発覚したのは1997年4月27日のことで、サトウキビ畑で作業をしていた農夫が、偶然遺体を発見したことがきっかけだった。
被害者は21歳の女性で、出て行ってしまった夫が帰ってくるようにとアハマドの元を訪れたという。
逮捕されたアハマドは過去の事件についても告白した。
警察らの捜査により、サトウキビ畑からは42人分の遺体が発見された。

1998年4月27日、アハマドは死刑判決を受けた。
第一夫人も共犯として死刑判決を受けたが、後に終身刑となった。
2008年7月10日、アハマドの銃殺刑が執行された。

<リンク>
「死ぬ寸前の若い女の唾液をむさぼり吸うため」42人を殺害したスピリチュアル・ヒーラー!!  父から伝授された、残酷すぎる「儀式」とは?(TOCANA)

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