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名古屋臨月妊婦殺人事件

1988年3月18日に名古屋で起きた殺人事件。
被害者は臨月の妊婦だった。
彼女は絞殺されて腹部を切り裂かれ、胎児を取り上げられていた。
2003年時効成立。

<概要>
被害者は自宅マンションに一人でいるところを襲われたらしい。
第一発見者は帰宅したばかりの夫だった。
この夫はいつも帰宅前に家に電話を入れていたが、この日は誰も出なかった。
不審に思った彼が部屋へと急ぐと、部屋のドアは施錠されていなかった。
玄関に入ると赤子の泣き声が聞こえたという。
夫が部屋に入ると、そこには両手を縛られ、首に電源コードを巻き付けて亡くなっている妻の姿があった。
そして、その足下では血まみれの赤子が弱々しく泣いていた。

被害者は絞殺された後、胸から下腹部にかけて鋭利な刃物で切り裂かれ、子宮内の胎児を取り出されていた。
胎児はへその緒を切られていた他、股間や膝の裏などを切りつけられていた。
また、空っぽになった被害者の子宮には受話器とミッキーマウスのキーホルダーが入れられていた。

犯人は被害者の財布から数千円の現金を盗んでいたが、他のものには手を付けていなかった。
また指紋などの証拠は一切残っていなかった。
被害者はマルチ商法に関わっていたらしく、その怨恨が犯行動機ではないかと考えられた。
また、異様な犯行から、死体損壊が趣味の異常者、胎児を取り上げていたことから医学生なども犯人像として挙げられた。
夫を始めとして事件の日に自宅前を通りかかった人までが捜査の対象となったが、結局犯人像すら分からないまま、2003年に時効を迎えた。

なお、第一発見者の夫と息子(この事件で生まれた子)は、海外に移住したそうだ。

<ノンフィクション>

殺人者はそこにいる―逃げ切れない狂気、非情の13事件 「新潮45」編集部 新潮文庫

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