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カール・デンケ

Karl Denke

1921〜24年にかけ、30人以上を殺害して食べていたドイツの連続殺人犯。
ミュンスターベルグの地主で慈善活動に熱心な名士であったが、第一次大戦後のインフレと物資不足の中、人肉を食用にすれば良いという考えに支配されるようになった。
ホームレスを次々を殺害し、その死体を自ら食す一方、女中などにも振る舞っていた。
1924年12月21日、現行犯で逮捕され、翌日に首を吊って自殺した。

<概要>
カール・デンケは1870年8月12日、プロイセン王国・シレジアのミュンスターベルグの裕福な農家に生まれた。あまり優秀な生徒ではなく、12歳のときには最初の家出をした。
25歳の時に父親が死に、土地や資産を相続した。
教会のオルガン奏者をし、慈善活動にも熱心な地域の名士として知られ、『パパ・デンケ』の愛称で呼ばれていた。

第一次世界大戦後のインフレと物資不足から、デンケはホームレスを殺し、その肉を食用に供することを思いついた。
1921年頃から、デンケはこの考えを実行し始めた。
彼は慈善事業の一環として、自らが経営する下宿屋をホームレスに解放していた。
デンケは宿泊したホームレスを殺害し、その死体を食すようになった。彼は1921年から人肉しか食していなかったという。
『商品開発』にも熱心で、殺害した人間の名前や体重、性別などを几帳面にノートに記し、使用人にも食べさせてアンケートを取っていた。
彼は肉の他にも、皮膚でベルトや靴紐などを作っていた。

1924年12月21日の深夜、デンケの使用人が殺人の現場を目撃し、警察に通報した。
デンケは逮捕され、室内からは塩漬けの人肉や瓶詰めなどが発見された。
翌22日、デンケは拘置所内で首を吊って自殺した。
被害者は少なくとも42人といわれている。

<リンク>
カール・デンケ(Wikipedia)
Karl Denke born 1866(英語サイト)

生年月日の記載がウェブサイトごとに微妙に違っている。
日本語Wikiだと1870年8月12日、英語版・ドイツ語版Wikiだと1860年2月11日。
ここの記事によると1870年8月12日生まれ。
現地の調査による記事っぽいのでとりあえずこちらを採用。

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